アイスブレーキング
こんばんは、桑田です。「ワークショップ」というものを初めて体験したのは、4年ほど前、ボランティア活動に関する講演会を受けたときでした。講演会の中にワークショップというプログラムがあり、席が近いからという理由で少人数のグループに分かれ、課題をこなし、参加者の発言(ここでは、ボランティアとしての対応)について意見を出し合うというものでした。
見ず知らずの人たちが、喜んで課題に従い、いきなり討論をはじめる‥‥わくわくする体験でした。
「アイスブレーキング」という言葉を知ったのは、今年になってからです。最初は「コーヒーを飲むのかな」と思っていましたが、これでは単なる休憩です。見ず知らずの参加者同士が、クイズに答えたり、ちょっとしたゲームをすることで、緊張をほぐし、少しでもうち解けるようにという意図を持ったものらしいです。これも、ボランティアやNPO関連の本を読むうちにわかったことです。
ボランティアの学習とか、カウンセリングとかの心理学に関連したゼミ・ワークショップでは、アイスブレーキングをやることはごく普通のことでしょうか? ぼくは法学部だったので、ワークショップとか、アイスブレーキングを体験するということはありませんでした。
法律の学習でも、アイスブレーキングを取り入れたら面白いかもしれません。いっそのこと、裁判所の調停の席で、ラウンドテーブルを囲んで当事者も調停委員も裁判官もアイスブレーキングをやるというのはどうでしょうか。緊張をほぐし、当事者の本音を引き出して調停成立‥‥なんてことまで想像してしまいました。
(追記)関連記事「アイスブレーキング(2)」を掲載しました。(2007年9月11日)
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