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2005年10月 5日

高次脳機能障害

こんばんは、桑田です。「高次脳機能障害」という言葉を知るきっかけとなったのは、「日本成年後見法学会」で、「高次脳機能障害に関する委員会」の研究員に選ばれたことでした。

「高次脳機能障害」を簡単に言いますと、脳の損傷により知能・性格・感情・認識といった高次の脳機能が損なわれている障害、ということでしょうか。
正確な定義自体も、医学界と行政とは異なっているようですから、注目され始めてからまだ日が浅い分野、ということができます。

この高次脳機能障害を持つ人及び家族にも、成年後見制度を知ってもらおう、利用してもらおうというのが、委員会での研究目的です。

正直なところ、委員会に参加してから勉強をはじめました。福祉に関する本や医学書まで読みましたが、本を読むことよりも、実際に家族会に出向いて話を聞く体験ができたことの方がためになりました。

委員会の活動としては、全国の家族会にアンケートを実施し、アンケートのお礼に成年後見制度に関するおはなしをしました。ぼく自身も、奈良・岡山・名古屋に行きました。現在はアンケート結果をまとめた報告書の原稿を書いているところです。

この委員会活動を通じて勉強した、高次脳機能障害・成年後見制度にまつわることも、少しずつ書いてみたいと思います。

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