「留学生アドバイジング」
最近「留学生アドバイジング」という本を買って、少しずつ読んでいます。副題は「学習・生活・心理をいかに支援するか」となっているとおり、学校生活を送る留学生が直面するさまざまなトラブルにつき、(主に学校の留学生担当教職員を対象にして)その事例と対策について紹介しています。
本書にも、「カウンセリング」の考え方の重要性が指摘されていますが、カウンセリングから一歩進んで、留学生に対する助言が必要であることから、「アドバイジング」という言葉を使っています。
ぼく自身留学生からビザに関する相談を多く受けていますが、留学生の実際の学校生活、また立場を変えて言えば留学生に対する学校の「現場」がわからないという点が悩みの種でした。この点本書は事例も豊富で、非常に役に立ちます。
この本は、留学生相談のまさに「基本書」と言えるでしょう。留学生から相談を受ける立場にある人の必読書です。
*「留学生アドバイジング」 横田雅弘・白土悟 ナカニシヤ出版 \3500
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