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2005年12月 4日

「ひと目でわかる入国・在留案内」

こんにちは、桑田です。入管法の参考書「ひと目でわかる外国人の入国・在留案内」という本を紹介します。
この本には、外国人の在留資格一覧と、各在留資格に応じた在留資格の該当範囲・基準・立証書類・在留期間について、五段対照式の表として書かれています。

現在でも、行政書士の申請取次講習のときに触れられることだとは思いますが、ビザの許可の条件として、「在留資格該当性」と「基準省令適合性」が必要になります。

「在留資格該当性」とは、外国人が日本に入国して活動を行うには、27種類の在留資格のどれかに当てはまらなければならないということです。逆に言うと、長期滞在を希望する外国人からビザ申請に関する相談を受けたときには、在留資格(に従った活動の規定)にあてはまるかどうかを検討しなければなりません。

「基準省令適合性」とは、各在留資格ごとに、その許可基準が法務省令によって定められていますので、許可を受けるためには省令上の基準に適合する必要がある、ということです。

この本は、相談会の会場などで、在留資格の該当範囲や基準省令を確認するときに便利です。もっとも「入管六法(出入国管理・外国人登録実務六法)」を持っていれば事足りるのですが、入管六法はとにかく重いのです。

* 「ひと目でわかる外国人の入国・在留案内」10訂版  日本加除出版  \2500

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