新会社法学習のポイント
新会社法につきましては、書店にも参考書が山積みですし、年が明けていよいよ施行も近づいてきたということで、少しずつ勉強を始めています。「一問一答・新会社法」(商事法務)を買ったのですが、個別のQ&Aだけ見ても、あまり理解が進みません。何しろ鈴木竹雄先生の会社法(弘文堂)を読んでいた世代ですから、新しい会社法の仕組みがなかなかわからないのです。
最近読んでいるのは、雑誌「法学セミナー」(日本評論社)2006年1月号の「新会社法学習のポイント」です。ご存じのとおり、法学セミナーは法学部学生・法科大学院学生向けの法律専門雑誌です。最近でも年に何回かは買っていますが、今回の特集もわかりやすいです。
特集の最初には「7つの視座」として、新会社法を理解するための7つのポイントがあげられています。やはり制度趣旨を理解する方が、「機関構成」の組み合わせを覚えるよりはよっぽど役に立つ、というものです。
最初からやたらと高い参考書を買うよりは、この法学セミナーの特集をお薦めします。
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