定住者告示改正
こんにちは、桑田です。
本日の官報号外(第70号)に、いわゆる定住者告示(「出入国管理及び難民認定法第7条第1項第2号の規定に基づき同法別表第2の定住者の項の下欄に掲げる地位を定める件」)の改正について掲載されていました。
いわゆる日系人(日本人の子として出生した者の実子、など)に「素行善良要件」を加えた改正が中心となっています。なお、この告示の施行は1か月後です。
取り急ぎお知らせいたします。
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こんにちは、桑田です。
本日の官報号外(第70号)に、いわゆる定住者告示(「出入国管理及び難民認定法第7条第1項第2号の規定に基づき同法別表第2の定住者の項の下欄に掲げる地位を定める件」)の改正について掲載されていました。
いわゆる日系人(日本人の子として出生した者の実子、など)に「素行善良要件」を加えた改正が中心となっています。なお、この告示の施行は1か月後です。
取り急ぎお知らせいたします。
こんばんは、桑田です。
最近は、翻訳作業をすることが多いです。韓国戸籍謄本の翻訳作業はもちろんですが、韓国法の資料も集中的に読んでいます。と申しますのも、勉強会で韓国法(民法など)の最近の状況を発表する機会ができたからです。
勉強会が終わって、落ち着いたら、このブログにも少しずつ書いてみようと思います。
行政書士向けメーリングリストからの情報です(HM君感謝!)。
NIKKEI NET 「会社法、5月1日施行へ 24日に閣議決定」
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060323AT3S2300R23032006.html
前回に引き続き、専門雑誌の紹介です。
「外交フォーラム」(都市出版株式会社)2006年4月号の特集は、「海外を安全に歩くために」です。
最近、留学生をとりまくいろいろな問題に関心を持っていますが、そのひとつとして「危機管理」があります。危機管理にもいろいろな場面・いろいろな対応があると思いますが、「海外に行く日本人の危機管理」の考え方が、日本に来る外国人留学生の危機管理にも参考になるのではないかと思って買ってみました。
特集の座談会は、外務省の邦人保護の担当課長の司会で、「そこまで言っちゃっていいんですか?」と思ったほどかなりつっこんだ議論がされています。それから外務省の邦人保護業務の紹介、海外で事件が起こったときの邦人保護誌上シミュレーション、海外ビジネスの危機管理として海外の第一線で活躍した人の体験記など、実に読み応えがあります。
このように硬派な記事満載の「外交フォーラム」ですが、なかなかお茶目なところもあります。綴じ込みの「定期購読用の振替用紙」の余白に、こんな文章がありました。
> 貴方のお友達へ「外交フォーラム」をプレゼントなさいませんか!
> 思いがけぬ貴方のプレゼントに、きっと喜ばれることでしょう。
笑いすぎて涙が出てきました。
でも今月号の特集記事はたいへん役に立ちました。
東京都庁第一本庁舎2階にある「三省堂書店」で、「都市問題研究」(都市問題研究会、月刊)という雑誌を買ってみました。都庁の三省堂書店は、事務所を始めた頃から通っていますが、この雑誌を購入したのは今回が初めてです。
平成18年2月号のテーマは「子供の安全をめぐる問題」です。地方自治・地域の安全を考えるのに、いまや避けて通れない問題です。この特集で、法制度・行政から事例まで、概観を知ることができます。
特に参考になった論文は、「児童虐待への対応-日米比較」と「子供の安全をどう守るか-犯罪機会論と地域安全マップ」でした。
こんにちは、桑田です。このブログの記事数も、100件を超えました。
前にも書きましたが、このブログは、ココログの「アクセス解析できるプラン」を使っています。アクセス解析の機能の中でも重宝しているのは、検索語句の表示です。つまり、どのような検索語句によってこのブログに来ていただいたか、ということがわかるようになっています。
「韓国民法改正」といった検索語句で来ていただければ、このブログにも詳しく書いてあるので「お役に立てて何よりです。」と思いますし、「申請書類の書き方」といった語句であれば「相談をお待ちしています。」ということにもなります。逆に、「せっかく来ていただいたのに、そのテーマのことはあんまり書いていないんです。」ということもあります。
ぼくが検索する立場になりますと、今までは「Yahoo ! 」「Google」「MSN」のサイト検索のみでしたが、最近では「ブログ検索」もあわせて利用しています。
「ブログ検索」では「goo」が使いやすいです。(もっとも、gooのブログ検索では、なぜか「楽天日記」は全くひっかかりません。)
このブログでは、「韓国 看護師」のように、検索が多かった語句に関連してさらにこのブログで情報を提供する、ということにも力を入れたいと思います。
こんばんは、クワタです。今月も何回か東京入管に行っていますが、今日は午後1時前に行って、「変更・更新申請」カウンターの番号札を引いたところ、400人待ちでした。
400人。
さすがに、いったん事務所に帰りました。(事務所から入管まで、片道50分くらいです。)
午後4時前に再び入管のカウンターのところに行ったところ、あと20人くらいでしたので、待ち時間が少なくてすみました。
400人待ちとはいっても、あきらめる人が多く、呼び出す番号はどんどん進んでいきます。もちろん自分の持っている番号が過ぎてしまえば、また番号札を取り直すことになります。
それにしても、3時間半以上です。
ぼくたちは事情を知っているのでまだしも、いきなり申請に行った外国の人は大変です。
さらに気の毒なのは、「認定」申請の書類を持ってきたのに、よくわからずに「変更・更新」申請の番号札を引いてしまい、長時間待ったあとで「認定申請はあちらの窓口です」と言われてしまうケースです。
実際、窓口の人はがんばっている、とは思います(もちろん、いろんな人がいますが)。
待ち時間や窓口の対応に不満を言うよりも、(前回紹介した心理の専門雑誌にあった学校現場のように)窓口の対応システムが限界に来ている、と言った方がいいかも知れません。
個人的には、「事前の相談」をもっと充実させた方がよいと思います。つまり、ただ単に在留資格の該当性に見当をつけたり、申請書用紙を交付するだけではなく、もっと「許可の条件」といったことまで助言できる場所が必要です。
お手本は、東京家庭裁判所です。調停申立などで家裁に行くと、まず広い総合受付カウンターがあり、裁判所書記官が対応して、相談や書類の提出ができます。個別具体的な相談は、相談員との一対一の相談コーナーを利用できます。
何年か前、東京家裁の相談コーナーに相談に行ったことがあります。弁護士の方が相談担当でした。ぼくは養子のことについて相談したのですが、「養子のことなんですが」と言っただけで、「日本人ですか?」という問いかけが返ってきました。まず「渉外養子」のことを考える(準拠法の問題とか出てくるので)という、相談員の方の対応に脱帽しました。
もちろん入管は、書類作成指導および、事前相談段階での許可・不許可の判断はできないでしょう。これは、家庭裁判所も同じです。事前相談の窓口では、許可・不許可の判断は、申請行為によって入国審査官が判断する、という立場を徹底すればよいのです。
そして、本来「申請取次者」は、そういった「事前の相談」に対応して、入管の「不必要な」負担(ここで不必要な、といったのは、審査件数が増えることによる入管の負担増は仕方ないとして、窓口で外国人申請者に一から説明しなければならない、といった時間のロス、という意味です)を減らす役割が期待されていたのではないか、と思うのです。
ちょっと熱く語ってしまいました。
さしあたり、これから入管に行かなければならない方に対しては、「入管に行くときは計画的に」と申し上げたいと思います。
こんばんは、くわたです。確定申告が終了しましたので、久しぶりに書店に立ち寄りました。
今回は、法律書以外の興味分野の本を探してみたのですが、心理学に関する専門雑誌に面白そうなものがあったので買ってみました。
「臨床心理学」(金剛出版)32号(2006年3月) 特集「学生相談」
「こころの科学」(日本評論社)98号(2001年7月) 特集「教師のこころ」
前者は、自分自身ふだん留学生の相談が多いところ、留学生も学生には違いないということで、相談を受ける立場としての参考として買ってみました。事例が豊富で参考になります。
後者は、では留学生を教える立場はどうなんだろう、ということに興味を持って買ってみました。
副題が「学校現場のストレスを考える」。編者による、冒頭の論文を読んだだけですが、事態の深刻さが伝わってきます(しかも、5年前の文章です)。
この特集では「小・中・高校」の教員に関する記載がほとんどで、専門学校や大学の教員はまた事情が異なるのかも知れません。しかし、日本語学校や専門学校の教職員の方の苦労(=ストレス)は、多少なりとも聞いています。そのことで、留学生にしわ寄せが来るとなると‥‥。
大変なんだな、と思います。
大手町政府刊行物サービスセンターには、法律をやさしく解説した「ブックレット」が、たくさん置いてあります(霞ヶ関政府刊行物サービスセンターでは、あまり見かけません)。
最近買ったのは、「社長のための会社の税金Q&A」「わかりやすい不動産の税金ハンドブック」です。相続・税金・労働法・社会保険の分野のブックレットが多いですね。以前買った「定年前後の手続ガイド」という、興味深いタイトルのブックレットは、相続の相談に役立っています。
1冊300円から800円と、気軽に買える値段で、けっこう重宝しています。
こんにちは、桑田です。
モブログ(モバイル+ブログ)の実験として、携帯電話から画像添付で投稿できるかやってみます。画像はトゥールース・ロートレック「ムーランルージュのラ・グーリュ」ポスターです。
こんばんは、クワタです。
専門雑誌「国際人流」のなかでもっとも業務に役立つ、と思われるのは「入管手続Q&A」というコーナーですが、2006年2月号の「Q&A」のテーマは「外国人登録について」でした。
外国人登録に関しては、参考書があまりありません。体系的な書籍としては、日本加除出版の「外国人登録法逐条解説」があげられますが、これも平成11年改正後に出たものですから、現在は入手困難です。
話はそれますが、法改正(新法成立)があったとき、その直後に出される解説書を買っておかないと、あとから探すのは困難ということもあります。
ひとくちに法改正とはいっても、「会社法」は基本書も参考書もあふれていますが、意外とないのがこの「外国人登録法」や「行政手続法」や「中間法人法」などですね。
もっとも「行政手続法」は、昨年の法改正を受けて解説書が出ています。「国籍法」は、長らく「わかりやすい国籍法」しかなかったのですが「逐条解説 国籍法」(日本加除出版)が出たので、かなり参考にしています。
外国人登録に関しては、逐条解説以外では前回紹介の「入管六法」くらいでしょうか。戸籍実務の書籍のシリーズでも、渉外戸籍に関する参考書は多いですが、外国人登録はあまり見た記憶がありません。
もっとも、世の中は広いもので、「外国人登録」という専門雑誌があります(出版社はテイハンだったでしょうか)。
そんなわけで、今回の入管手続Q&Aは、外国人登録という(入管業務の)必須知識を手軽に確認することができるので便利です。
こんにちは、くわたです。入管業務に関する相談の多い時期は、2月から4月にかけてだと思います。当事務所でもさすがに3月は、仕事が集中します。
入管業務に関する参考書籍、について考えてみました。
まず必読なのは「わかりやすい入管法」第6版(有斐閣リブレ)です。これは大きな書店であればまだまだ入手できます。
参考書として重宝するのは「出入国管理及び難民認定法 逐条解説」(日本加除出版)ですが、どうやら品切れで入手困難なようです。
それから「出入国管理 外国人登録 実務六法」(入管六法、日本加除出版)。これは備えておきたいですね。解説もあるので、上記「逐条解説」をある程度カバーできるのではないかと思います。
正直なところ、入管業務に関して新しく参考書を購入するということはあまりありません。雑誌「国際人流」はほとんど毎号買っていますので、新しい情報はここから入手することが多いです。
本日の東京入国管理局、2階「変更・更新」申請窓口。
午後1時頃番号札を引いたら、250人待ちでした。
結局終わったのは3時半です。
みなさん、申請は、余裕を持って、お早めに‥‥。