韓国の看護師制度につきまして、このブログで記事を書いたのは2006年1月のことです。最近でもたまに検索されますので、あらためて調べてみました。
1,韓国で看護師になるには、韓国の看護師免許が必要とのことですが、免許を受ける要件については、韓国の「医療法」という法律に書かれています。
それによりますと、
(1)韓国で看護系の大学・専門大学を卒業して、韓国の看護師国家試験に合格した者
(2)(韓国から見て)外国の看護系の大学(韓国の「保健福祉家族部」=日本で言えば厚労省=が認めた学校)を卒業して、その国の看護師免許を持ち、さらに韓国の看護師国家試験に合格した者
という2種類があるようです。(韓国「医療法」第7条)
2,韓国の看護師試験に関しては、「国試院」というサイトに詳しく書かれています。(このサイトに初めてアクセスしたときには、パソコンに専用のセキュリティソフトがダウンロードされますので、ちょっとびっくりしますが。)
韓国保健医療人国家試験院
http://www.kuksiwon.or.kr/
なお、このサイトを見る限りは、韓国の看護師試験の受験資格には「国籍要件」は無いようです。
3,ここからは個人的な考えですが、
「韓国の役所が認めた、外国の学校」にあたるかどうかというのは、試験申請の前に、あらかじめ韓国の看護師国家試験の実施機関に照会する(問い合わせる)ことになると思います。(この確認手続に時間がかかるかも知れません。)
あとは、専門職の方や、実際に体験された方の情報が得られれば良いですね。
(画像は、3年ほど前に買った本です。今でもたまに読み返します。)
(2010.11.16追記)韓国の看護師免許に関する新しい記事をアップロードしました。
(2011.12.12追記)当ブログ記事「韓国看護師制度に関する記事リスト」もご覧下さい。