改正入管法公布
「出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律」が公布されました。(平成21年7月15日 官報号外第149号)
http://kanpou.npb.go.jp/20090715/20090715g00149/20090715g001490000f.html
個人的には、「行政不服審査法案」と「行政手続法の一部を改正する法律案」が、今国会で可決成立しそうにないことが残念です。
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「出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律」が公布されました。(平成21年7月15日 官報号外第149号)
http://kanpou.npb.go.jp/20090715/20090715g00149/20090715g001490000f.html
個人的には、「行政不服審査法案」と「行政手続法の一部を改正する法律案」が、今国会で可決成立しそうにないことが残念です。
出入国管理及び難民認定法の改正法案が、今週参議院で可決したので成立しましたね。
大きな改正点は、外国人登録制度に代わる「在留カード」制度の創設です。もっとも在留カード制度に関しては3年以内に施行、とされています。
それから、在留資格「留学」と「就学」の一本化、ということで、日本語学校の生徒も在留資格「留学」ということになります。こちらは1年以内の施行です。
今回の法改正、衆議院では修正案が提出されて可決されたようです。修正後の法案は、そのうち「官報」に掲載されるでしょうから、条文をじっくり読んでみたいものです。
留学生の採用を検討する企業向けのセミナー「第8回外国人留学生採用促進セミナー」が、7月6日の午後、アルカディア市ヶ谷で開催されます。(主催 東京都専修学校各種学校協会/私立専門学校振興会)
今回もこのセミナーでビザのおはなしを担当します。
最近、セミナーの参加者の皆さんにも、いろいろな立場の方がいらっしゃることに気がつきました。大学や専門学校の先生の中にも、今年から留学生に接するようになった人もいれば、現場で日々苦労している先生方もいるわけです。
企業担当者の方も同様に、留学生の採用ってどうなんだろうという企業もあれば、すでに何人か受け入れている企業もあろうかと思われます。
このような参加者向けにおはなしをしますと、どうしても「パスポートとビザの違い」から始めることになってしまい、ベテランの方には不満の残る内容になるかも知れません。
おはなしする立場としましても、入管手続きを本気で話すとしたら、90分で3コマ欲しいところです。また、参加者に「企業の方」と「学校関係者」が混ざっていますと、「企業向け」の部分と「学校向け」の部分の話題を両方触れなければならないので、時間がない中では話しにくさを感じています。
ともあれ、ぼくのおはなしも「留学生の採用促進が目的である」ことには変わりありません。留学生をめぐる最近の(ビザに関する)状況も交えながら、おはなしをしたいと思います。