専門学校進学相談会
2013年9月11日に、「日本語学校生のための専門学校進学相談会」に参加しました。
日本語学校で学ぶ外国人留学生のため、専門学校が100校以上参加する合同相談会です。
今年も、この専門学校進学相談会で、ビザに関する相談を担当しました。
今年は参加した留学生の数が多く、ビザに関する相談件数も10数件と、例年に比べ多くなりました。
相談内容は、「日本語学校を卒業してすぐに就職ができるか」、つまり就労ビザはもらうことができるのか、というものが多かったです。
日本で「翻訳・通訳・語学指導」の専門業務を行う場合、本国で4年制の大学を卒業し学位があれば、就労ビザの可能性はあります。
ただ、仮に本国で4年制大学を卒業し学位があっても、日本語学校を途中でやめることはお勧めできません。このことは相談会でも留学生にきちんと話しています。
ところで昨年より、東南アジアからの留学生に対する、日本の企業からの注目が高まっています。
留学生の日本での就職機会が増えることは良いことです。ただ、出身国によっては、日本で大学・大学院に通う(卒業する)留学生は、まだまだ多くはないものと思われます。
そうしますと、日本で日本語学校や専門学校に通う(卒業する)留学生でも、本国で4年制の大学を卒業し学位があれば就労ビザの可能性があるわけですから、専門学校・日本語学校の留学生にも積極的に注目していただければ、と思います。